2月
15
2013

【丹東より】現地レポート

今回は、中国側の北朝鮮国境の町 丹東(たんとう)より現地レポートです。

丹東は、遼寧省の東南部、北朝鮮(朝鮮民主主義共和国)との国境になる中国でも最大級の辺境都市です。悠々と流れる鴨緑江を挟んだ対岸には北朝鮮の新義州市があります。現在、市内の西南約20kmの場所に丹東新区と呼ばれる大規模な経済開発区を建設中で北朝鮮と結ぶ国境大橋も計画されているようです。今後この地域がどう変貌していくのか注目です!

それでは丹東の観光スポットをご紹介します!

 

鴨緑江断橋

かつて日本の建設した鉄橋です。朝鮮戦争中にアメリカ軍の爆撃により破壊、橋の名前の通り、橋の途中で途絶えておりますが、対岸の北朝鮮を眺める観光スポットとなっております。(左側の橋は中朝友誼橋・全長946mで橋の上は鉄道と道路が1本敷かれており、中朝双方が一方通行とし

丹東のシンボル
て利用しております。)

 

 

 

虎山長城

中国のシンボル・万里の長城の東端です。現在は修復されておりますが7つの石楼と戦台があります。長城はひと山を越えて鴨緑江のすぐ側に建つ虎山長城博物館まで続いております。

一歩跨(いっぽまたぎ)

長城から徒歩3分の所に「一歩跨」という国境展望台があり、わずか数メートルの河を挟むとすぐに北朝鮮との国境です。農村地が間近に見ることができます。

 

 

丹東クラウンプラザホテル

鴨緑江の畔に位置する近代的なデラックスホテルです。客室は環境も問題なくNHKの衛星放送も受信しております。館内にはラウンジやレストラン他、ジム、プールも完備しております。リバービューのお部屋は人気があります。丹東の宿泊はこのホテルが絶対おススメです!

 

そして、今回最も期待していた!?舞踊ショーを鑑賞しました。

北朝鮮舞踊ショー

鴨緑江断橋からほど近い平壌高飯店で行われるショーは夜のエンターテーメントショーとして人気があります。楽器演奏やダンスなど「昭和の雰囲気」が漂い懐かしさを感じさせてくれます。混雑しますので早めの予約が必要です。

 

なかなか他の場所では見られないモノが多い丹東。

土産話も盛りだくさんの4日間となりました。