11月
30
2020

【中国への渡航に対し「健康コード」が必要になりました】

駐日中国大使館は、121日より日本から中国に渡航する場合、搭乗2日前以内(検体採取日から起算)に新型コロナウィルスPCR検査陰性証明及び血清特異性IgM抗体検査(ダブル陰性証明)を取得し、ダブル陰性証明により駐日中国大使館・総領事館に健康コードを申請し、コードの有効期間内に飛行機に搭乗する必要がある旨発表しました。これまでの紙媒体の陰性証明のみによる搭乗の方式は、121日以降(当日を含む)できなくなるのでご注意ください。

●本件は中国政府の措置であり、詳細な手続き等については、駐日中国大使館のHPで必ず御確認ください。

■ 詳細
1. 検査要件
搭乗2日前以内に中国駐日本大使館・総領事館指定のダブル検査機関にて、PCR検査及び抗体検査を受け各1回検体採取・検査を行い、大使館・総領事館指定フォーマットのダブル陰性証明(紙媒体)を取得してください。

検査日とは検体採取日を指し、その日から起算しますのでご注意をお願いいたします。仮に、12月1日に検査(検体採取)をした場合、フライトは12月3日(終日)より後になってはいけません。反対に、フライトが12月3日の場合、12月1日(終日)が最も早い検体採取のタイミングになります。

2. 健康コードの申請・受取方法
1) 中国籍の乗客
中国籍の場合、ダブル陰性証明を取得後、直ちに“防疫健康コード国際版”のWeChatミニプログラム(微信小程序)またはネット版を開き、受診したダブル検査機関を選択し、健康状態等を入力、最後にダブル陰性証明をアップロードしてください。
中国駐日本大使館・総領事館の確認完了後、“HS”マークのグリーン健康コードを取得できます。

2) 外国籍の乗客
外国籍の場合、ダブル陰性証明を取得後、直ちにサイトまたは下記QRコードにて、アカウント登録をし、受診したダブル検査機関を選択し、健康状態等を入力、最後にダブル陰性証明をアップロードしてください。
中国駐日本大使館・総領事館の確認完了後、“HDC”マークのグリーン健康コードを取得できます。
→ https://hrhk.cs.mfa.gov.cn/H5/

3. 注意事項
1) 成田空港PCRセンターは12月1日より日本を出発地とする乗客を対象にPCR検査及び血清IgM抗体検査の2つの検査サービスを開始します。
同センターを利用したい場合、センターの公式サイトまたは電話にて2日前までに必ず予約を取ってください。その際、センターに対し、中国大使館・総領事館指定フォーマットのダブル陰性証明が必要であることをお知らせください。

2) 移動中の感染リスクを抑えるため、駐日本大使館・総領事館は原則として日本を出発し、第3国(地域)を経て中国に行く乗客に対し健康コードを付与しません。直行便にて訪中する場合のみ許可されます。

3) 日本の空港には現時点、経由・乗継客を対象としたPCR検査及び抗体検査のサービスがありません。そのため中国を最終目的地とした日本での経由・乗継はできませんのでご注意ください。経由・乗継におけるトラブル(空港内足止め、送還等)はご自身の責任となります。

4) 駐日本大使館・総領事館は乗客に対し事実に基づく個人情報の入力及び事実に基づき有効であるPCR検査・抗体検査の報告を求めます。もし、故意に病状を隠したり、虚偽の検査報告をしている場合には、法的責任を負っていただきます。検査後はできるだけ外出しないようにしてください。

5) 大使館・総領事館の健康コードのチェックには一定の時間がかかりますので、スムーズに搭乗できるよう可能な限りフライトの前日夜20時前までにダブル陰性証明をアップロードしてください。
12月1日以前のフライトご利用の乗客は、ダブル陰性証明原本及びコピーを持って搭乗してください。健康コードの申請は必要ありません。大使館・総領事館の迅速なチェック業務にご協力いただけますようお願いいたします。

6) ご搭乗の際、ダブル陰性証明の原本を携帯されますようお勧めします。

駐日中国大使館リンク
(日本語)http://www.china-embassy.or.jp/jpn/sgxw/t1836108.htm
(中国語)http://www.china-embassy.or.jp/chn/sgxxs/t1836106.htm

(領事部総合案内:電話でのお問い合わせ)
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/lsfu/oo99/t1603064.htm

  • 中国政府より、今後、当該措置の見直しや新たな措置が発表される可能性がありますので、関連する最新情報にご留意ください。
  • 外務省は現在、中国全土について感染症危険情報レベル2(不要不急の渡航は止めてください。)を発出しています。渡航のご検討に当たっては、これを踏まえ適切な判断をしていただきますようお願いいたします。
 (参考)外務省海外安全ホームページ(感染症危険情報)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_009.html

その他、お問合せは弊社まで電話またはメール(cytsjapan@cyts.co.jp)までお問合せください。